◆読書感想◆

心まで盗んで

赤川 次郎(著)
価格:\600(税込)
評価:★★★★☆
 赤川次郎はキャラクターを生み出す天才です。なかでも「夫は泥棒、妻は刑事」という奇想天外な夫婦が主人公の本シリーズは、状況からして面白すぎますいぇい

 文章の殆んどが会話で占められていることから、漫画を文字にした本ともいえます。長編ですが、2時間で読みました。また、ラストを読んだとき、わたしは宮崎駿監督の「ルパン三世 カリオストロの城」を連想しました。というか明らかにモチーフにしています(^ー^)。

 文章は簡単ですが、スケールは壮大です(正に国家犯罪ですね)。一種の社会派サスペンスだと思いました。日本の政治が茶番化している現在、この作品で描かれていることが、ジョークで済まされない危うさも感じました。(2008/12/13)

◆読感履歴◆
ドラッカーさんが教えてくれた
ショート・トリップ
私の奴隷になりなさい
堕ちた山脈
こころの処方箋
食堂かたつむり
責任に時効なし
宇宙のみなしご
カカシの夏休み
トコトンやさしい風力の本
床下仙人
上杉鷹山の経営学
思考のボトルネックを解除しよう!
イン・ザ・プール
レンタル・チルドレン
これで光触媒のすべてがわかる!
ララピポ

◆過去ログ◆
#181〜225
#136〜180
#91〜135
#46〜90
#1〜45

ほんのほん

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