◆読書感想◆

空中ブランコ

奥田 英朗(著)
価格:\500(税込)
評価:★★★★★
 精神科医、伊良部シリーズ第二段。直木賞作品です。

 前作の(イン・ザ・プール)は笑撃でした。本作も笑撃ですが、伊良部のキャラクターに慣れたのか!?安心して読むことが出来ました。その為、作品の良さをじっくり堪能出来ました。

 時間に追われる毎日、知らず知らずのうちに蓄積されるストレス――そんな刹那な生活を送る人にお薦めの「笑って癒される名作」です。

 最終章「女流作家」のラストの文章――「人間の宝物は言葉だ。一瞬にして人を立ち直らせてくれるのが、言葉だ。」は作家魂を感じる名文だと思いました。(2008/12/27)

◆読感履歴◆
イニシエーション・ラブ
心まで盗んで
ドラッカーさんが教えてくれた
ショート・トリップ
私の奴隷になりなさい
堕ちた山脈
こころの処方箋
食堂かたつむり
責任に時効なし
宇宙のみなしご
カカシの夏休み
トコトンやさしい風力の本
床下仙人
上杉鷹山の経営学
思考のボトルネックを解除しよう!
イン・ザ・プール
レンタル・チルドレン
これで光触媒のすべてがわかる!
ララピポ

◆過去ログ◆
#181〜225
#136〜180
#91〜135
#46〜90
#1〜45

ほんのほん

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