◆読書感想◆
宇宙のみなしご
森 絵都(著)
価格:\630(税込)
評価:★★★★★
本書は「児童文学」です。ある意味、これは不幸です。何故なら、読者によっては「児童文学→子どもが読む本→大人が読むほどではない本」と解釈するからです。結果的にこの名作を読むことなく、大人になった現在の人々は、本書を読む機会損失が発生します。
文章は簡単です。しかし簡単な文章と、内容の深さは別です。学校生活に傷つきながらも、強く生きようとする中学生。彼らにとって、他人のお家の屋根と夜空が心の拠りどころです。ともすれば、重いテーマを軽いタッチで、ファンタジックに描く本作は永遠の名作です。
この本を読まずに大人になった皆さんは迷うことなく読んで欲しい(2008/11/09)
◆読感履歴◆
カカシの夏休み
トコトンやさしい風力の本
床下仙人
上杉鷹山の経営学
思考のボトルネックを解除しよう!
イン・ザ・プール
レンタル・チルドレン
これで光触媒のすべてがわかる!
ララピポ
不祥事
循環型社会入門
空腹力
蟹工船・党生活者
ああーん、あんあん
空の中
家日和
リズム
西の魔女が死んだ
マグマ
東京空港殺人事件
偽善エコロジー
その女(ひと)の名は魔女
非情人事
BPMがビジネスを変える
◆過去ログ◆
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#46〜90
#1〜45
ほんのほん
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