◆読書感想◆

床下仙人

原 宏一(著)
価格:\580(税込)
評価:★★★★☆
 一年近く前だったと思います。勤め先近くの啓文堂書店でこの本が平積みされていました。原宏一という聞いたことがない作家です。どうしてこんなに置いているのか不思議でした。わたしは気になりましたが、そのときは買って読もうという欲望を持ちませんでした。タイトルがイマイチだったかもしれませんもうやだ〜(悲しい顔)

 読むきっかけは妻が「面白いから是非、読んで!」と渡したことです。「そんなに面白いんだ〜」と思い、読みました。

 自宅の床下に男が住むという奇想天外なストーリーです。当初、わたしは新種のSFだと思いました。

 しかし違います。内容は会社に埋没する一般サラリーマンへの痛烈なカウンターパンチです。表題作を初め、ほぼ全作が仕事人間への皮肉です。

 確かに面白いのですが、サラリーマンは素直に笑えません。逆に主婦が読めば単純に共感を抱くかもしれないと思いました。

 なんで妻はわたしにこの本を渡したのだろう・・・(2008/10/23)

◆読感履歴◆
上杉鷹山の経営学
思考のボトルネックを解除しよう!
イン・ザ・プール
レンタル・チルドレン
これで光触媒のすべてがわかる!
ララピポ
不祥事
循環型社会入門
空腹力
蟹工船・党生活者
ああーん、あんあん
空の中
家日和
リズム
西の魔女が死んだ
マグマ
東京空港殺人事件
偽善エコロジー
その女(ひと)の名は魔女
非情人事
BPMがビジネスを変える

◆過去ログ◆
#196〜210
#181〜195
#136〜180
#91〜135
#46〜90
#1〜45

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