ＣＳＲ働く意味を問う

◆読書感想◆

日経CSRﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄ(著)
価格:\1,575(税込)

評価:★★★☆☆

　本書は日経が推進するプロジェクトのドキュメントです。一般にＣＳＲというと環境メセナ的な広報活動の一環に捉えがちです。しかし本書は「働く意味を問う」と題されたように、企業で働く人に焦点を当てています。この点が一般のＣＳＲ関連書との違いです。

　何故、日経は「働く人」に焦点をあてたのでしょうか！？この疑問は本書の始まりに端的に示されています。「ＣＳＲブームというお祭りが過ぎて、気がつくと監視社会が産業界に到来した（序章より）」。ＣＳＲ（企業の社会的責任）という美しい理念の元で、働き苦しい環境を生んだとは、なんという皮肉でしょうか！

　企業活動は人・物・金と言われます。しかしなによりも人です。働く人が自らの夢を感じる会社でなければなりません。本書は特にこれから企業で働く学生に読んで欲しい一冊かもしれません。会社選びの大いなる参考となるでしょう。（2007/10/26）

読　感（目的別）

◆読感履歴◆

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労働CSR入門
ｾﾋﾟｱ色の遊園地
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超実践!ｾｶﾝﾄﾞﾗｲﾌ
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卵の緒
学校と社会
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携帯ｻｲﾄｱｸｾｽ向上ﾃｸﾆｯｸ
夏の庭-TheFriends
他人の力を借りていいんだよ
核大国化する日本
ｾｶﾝﾄﾞﾗｲﾌﾒﾀﾊﾞｰｽﾋﾞｼﾞﾈｽ
ｸﾁｺﾐの技術
愛妻日記

◆過去ログ◆

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