◆読書感想◆

くちぶえ番長

重松 清(著)
価格:\420(税込)
評価:★★★★☆
 子どもの頃、転校生が入ると「その人の話題」で持ちきりでした。かってわたしも転校生でした。周りから注目されるので「発言」や「行動」が窮屈だったことを覚えています。

 でも、子どもが素晴らしいのは、新しい人に関心を持ち、すぐに友だちになることです。大人になると作りにくいものです――友だちって・・・。年とともに人に対する興味が薄れてくるからだと思います。

 物語は小学校4年のツヨシのクラスに、マコトという女の子が転入します。マコトは「わたし、この学校の番長になる!」と宣言するオトコマサリな子です。ツヨシとマコトの友情と愛情を織り交ぜた爽やかな作品です。本を読みながらツヨシと自分をダブらせました。すご〜く似た経験をわたしもしているからです。本書は児童文学です。しかし大人が読むことで、この作品の面白みをより感じると思いました。(2007/10/01)
読 感(目的別)
◆読感履歴◆
オカルトの帝国
宇宙を味方にしてお金に愛される法則
エイジ
おいしいハンバーガーのこわい話
百貨店地図が塗り変わる日
沖縄文化論
オーラソーマ・パーフェクトガイド
ウソが9割健康TV
フェアトレード@Life
ワーキングプア
卵の緒
学校と社会
天国はまだ遠く
携帯サイトアクセス向上テクニック
夏の庭-TheFriends
他人の力を借りていいんだよ
核大国化する日本
セカンドライフメタバースビジネス
クチコミの技術
愛妻日記

◆過去ログ◆
#91〜105
#46〜90
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