昨年最も売れたビジネス小説「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」(ダイヤモンド社)の舞台である日野市が「もしドラ」にあやかった街おこしに取り組む。ベストセラーのアニメ化や映画化に合わせ、ゆかりがある場所のツアーを開き、日野の魅力をアピールする。(朝日新聞/2011.03.06)
●スローなコメント
昨年大ヒットを記録し、いまだに売れ続けている「もしドラ」ですが、正直、作品そのものは、物足りなさを感じました。
しかし、物語の舞台である日野市は、わたしも長年住んでいたところですので、読みながら親しみを感じるシーンが多くありました。主人公、川島みなみが通う都立程久保高校は実在しませんが、程久保は日野市の丁度、多摩動物園付近に実在します。わたしは大学生の頃、多摩動物園内のショップでアルバイトをしていたので、この辺りの風景には馴染みがあり、物語で紹介される風景との近さを感じました。
日野市は土方歳三の出身ということもあり、新撰組によるまちおこしに尽力していますが、新たなまちおこしは成功するのでしょうか!?――ちょっと興味があります。
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もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
公立高校野球部のマネージャーみなみは、ふとしたことでドラッカーの経営書『マネジメント』に出会います。はじめは難しさにとまどうのですが、野球部を強くするのにドラッカーが役立つことに気付きます。みなみと親友の夕紀、そして野球部の仲間たちが、ドラッカーの教えをもとに力を合わせて甲子園を目指す青春物語。家庭、学校、会社、NPO…ひとがあつまっているすべての組織で役立つ本。
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