民主党は1日、菅直人首相と小沢一郎元代表が、それぞれ新年会を開いた。「脱小沢」路線を維持する首相に対し、小沢氏は自らに近いグループから政府や党の要職に人材を起用し挙党態勢を築くよう求め、年初から根深い党内対立を印象づける結果となった。(毎日新聞/2011.01.02)
●スローなコメント
新年早々、民主党内での人間関係の悪さを印象付ける記事です。まぁ、人間ですので好き嫌いは避けられないでしょう。いくら理性で一枚岩を演出したところで「嫌いな人は嫌い」なのです。これは、どうしようもないのではないでしょうか!?
近年、二大政党制への集約が強まっています。しかし、本当は少数政党が乱立することを国会議員も国民も望んでいるのかもしれません。
ここは勇気を出して、小沢さんが新党を作り、鳩山さんも出て行き、菅さんを中心とする主流派も、前原さんや野田さんが別れて、リーダー格の議員がそれぞれ、少数新党を作ればいいのです。そして本当に信頼出来る集団が一体となって、意見を主張しあうのです。
いち政党あたり、30人程度を目安にすれば、衆議院では10個以上、政党が出来ます!国民も選択の幅が広がります。政党単体は弱体化しますので、政治とカネの問題も低減されそうです。これにより、より民主的な政治が期待出来る様に思えます。
●こちらもどうぞ
民主党政権の真実
民主党政権は何を実現し、何に失敗したのか。菅、小沢、鳩山、そして仙石にヴィジョンはあるのか?民主党の深部を知り尽くした著者による、現代政治の全真相。
●バックナンバー
●過去ログ
戻る