◆読書感想◆
日本アルプス殺人事件
森村 誠一(著)
価格:\720(税込)
評価:★★★★★
面白い!!文句無く★★★★★!
観光地と殺人の組み合わせはいまや2時間ドラマの定番です。本書こそそのさきがけです。
この種の推理は、サスペンス性は勿論のこと、観光地の描写も重要です。本書では上高地や美ヶ原高原など、メジャーな観光地が登場します。特に鹿島槍のトレッキングは、作品のハイライトです。容疑者の娘と刑事がハイキングを楽しむという意外性も興味をそそります。
ところで作品のタイトルから、日本アルプスで殺人が起きたかの連想をしますが、そうではありません。殺人事件は川崎郊外(生田)でおきます。その犯人とされる人物が同日、北アルプスにいるというアリバイ崩しです。ですから正しくは「川崎生田殺人事件」ですが、それでは本は売れないでしょう(笑)。人気作家はタイトルで、ばっちり決めるのです!(2008/06/14)
◆読感履歴◆
頭のいい子が育つパパの習慣
リビング
日本以外全部沈没
いつかパラソルの下で
眼の壁
続・未来からの警告
マンボウ恐妻記
優しい音楽
恋愛不安
夕凪の街桜の国
殺人の花客
ドミノ
なぜ、我々はマネジメントの道を歩むのか
半パン・デイズ
安全な温泉あぶない温泉
生き地獄天国
バスジャック
きよしこ
あぁ、阪神タイガース
スカートの中の秘密の生活
ちょい太でだいじょうぶ
カラフル
パパの極意
オロロ畑でつかまえて
だから、あなたの会社の「SCM」は失敗する
雪煙
となり町戦争
◆過去ログ◆
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