◆読書感想◆

夕凪の街 桜の国

こうの 史代(著)
価格:\840(税込)
評価:★★★★☆
 文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞、手塚治虫文化賞新生賞を受賞した漫画です。原爆投下後のヒロシマを淡々としたストーリーで描いています。読みながら胸がしめつけられました。

 広島をヒロシマと片仮名で書くと、誰もが「あの出来事」を連想します。昭和20年8月6日は、歴史的な日です。しかし広島県人はあの出来事を余り話さないようです。

 わたしは広島生まれで、祖父は原爆手帳を持っていました。しかし、殆んどその話しを聞いた記憶がありません。陽気な県民性ゆえか、悲しい・つらい出来事は消したいのでしょうか!?

 本書を読みながらいつまでも戦後であって欲しいと感じました。(2008/05/03)

◆読感履歴◆
殺人の花客
ドミノ
なぜ、我々はマネジメントの道を歩むのか
半パン・デイズ
安全な温泉あぶない温泉
生き地獄天国
バスジャック
きよしこ
あぁ、阪神タイガース
スカートの中の秘密の生活
ちょい太でだいじょうぶ
カラフル
パパの極意
オロロ畑でつかまえて
だから、あなたの会社の「SCM」は失敗する
雪煙
となり町戦争

◆過去ログ◆
#136〜180
#91〜135
#46〜90
#1〜45

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