秋の味覚のマツタケ商戦で、中国産が復調の兆しを見せている。大阪市中央卸売市場の取扱量は、ギョーザ事件などが相次いだ昨年に比べ2倍近く増加。不況のなか、割安感が重宝されている。(朝日新聞/2009.09.22)
●スローなコメント
安全面が気になる中国産の食材ですが、その割安感はやはり魅力的です。しかし海外の食材を輸入するということは、食料自給率の低下を招き、輸送にかかる温室効果ガスも余計にかかります。出来れば、食材は国産を選びたいものです。
国産食材のコスト削減としては、生産設備の大型化、品種改良や新たな生産方法の構築、流通に関わる出荷基準の簡素化など、流通過程の様々な場面で取り組む必要があります。勿論、消費者の意識としても国産を育てるという感覚を持つことも必要だと思います。
ただ松茸の場合は、機械的に栽培することが難しいことから、安価な製造方法は確立されていません。ハレの日は国産マツタケ、ケの日は中国産マツタケと使い分けするのも一考ですね。
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