モスフードサービスは23日、国産肉を100%使用した「とびきりハンバーグサンド」の新商品2種類を全国のモスバーガー店舗で24日から発売すると発表した。昨年12月に発売した人気商品の第2弾。契約農家が生産した旬のトマトとレタスを具材に使用し、ハンバーグとの味わいを最大限に引き出すオリジナルの照り焼き風ソースを絡めて、春夏向けのあっさりとしたサラダ風味の商品に仕上げた。(フジサンケイビジネスアイ/2009.03.24)
●スローなコメント
 日本人は食に関して「国産」であることに信仰心を持っています。国産だから安全、国産だから美味しい・・・。しかし「偽」が2007年を象徴する漢字として、クローズアップされたように、国産に対するブランド価値は、最早地に落ちたと言ってよいでしょう。むしろ、日本人の中にある「国産信仰」が、悪質な業者を生みだす一因を担っていると思います。

 ただわたしは、それでも、日本人はもっと「国産」を大事にするべきと思います。それは食料自給率が先進国最低であることからも明白なように、余りに食に対して節操がないように思えるからです。食を空輸することは、国内でトラック輸送するのに比べ大量のCO2を必要とします。

 国産であることに特別なステータスは感じませんが、環境面を配慮すると「国産」に目をむけることが筋だと思います。
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