体調不良で8日の大阪でのコンサートが急きょ中止となった歌手・吉田拓郎さん(63)が所属するエイベックスは9日、今月14日に予定していた拓郎さんの福岡サンパレスホテル&ホールでのコンサートをはじめ、17日の広島厚生年金会館、21日の神戸国際会館こくさいホールの計3公演を中止すると発表した。(毎日新聞/2009.07.09)
●スローなコメント
つい先日のマイケルジャクソンさん、更には5月の忌野清志郎さん。自分が好きだったミュージシャンが次々に他界しています。吉田拓郎さんはそうならないで欲しいと願います。
わたしがロックやポップスに関心を抱いたのは1980年代です。マイケルジャクソンや忌野清志郎(RCサクセション)は正に80年代を代表するミュージシャンでした。一方、吉田拓郎は70年代のイメージが強く、わたしから見れば古い世代のミュージシャンです。
しかし80年代においても吉田拓郎は強烈な印象を与えています。わたしの印象に残っているのは85年のつま恋でのライブ。これは75年に行われた伝説のライブのような有名さはありませんが、CDで聞くライブアルバムは素晴らしく、ラストの「明日に向かって走れ」は本当にカッコいい演奏です。また、87年の夜のヒットスタジオで演奏した「アジアの片隅で」は圧巻で、他の出演者が小さい存在に思えました。
ニューアルバム(午前中に・・・)の1曲目は「ガンバラナイけどいいでしょう」というタイトル。ハイ、そのとおりだと思います。
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午前中に・・・
吉田拓郎
ツアーに先駆け6年ぶりの全曲書き下ろしによるオリジナル・アルバムをリリース。
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