北海道大雪山系トムラウシ山と美瑛岳の遭難は2パーティー、1個人の計10人の死亡が17日、確認され、夏山としては過去に例がない大規模遭難となった。(毎日新聞/2009.07.17)
●スローなコメント
「夏山登山でガイドがいれば安心」という意識がわたしたちにはありますが、実際はそうでないことを思い知らされる事故です。「悪天候にも関わらず何故、強行したんだろう?」という疑問を持ちます。
有名なハインリッヒの法則は「重大事故の陰に30倍の軽度事故と300倍のヒヤリが存在する」というものです。この大事故の影には、無数のヒヤリが存在するはずです。「山登りは命を落とす危険な行為」という常識感覚を常に持ち、慎重さを持ち続けることが大切だと思います。
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