民主党は1日、鳩山政権を17日に発足させる方針を固め、自民党と協議に入った。同党が麻生太郎首相の後任を選ぶ総裁選の日程を18日告示、28日投開票と決めたことと、鳩山由紀夫代表が21日にも訪米する意向であることを踏まえ、「自民党の協力を得て18日の告示日前に新政権の組閣を終わらせるべきだ」と判断した。(毎日新聞/2009.09.01)
●スローなコメント
 先日の衆院選で圧勝を遂げた民主党。一見、前回の小泉旋風と逆転したカタチに思えます。

 しかしこの大勝は「民主党が政権選択を掲げ、勝利し、長きに渡る自民党を中心とした政権の終わりを告げる」というステレオタイプな表現では済まされないインパクトがあります。

 端的には国民が今の日本に変革を求め、現状にNO!を突きつけたということです。そして、その変革志向は必ずしも民主党のマニュフェストに賛同している訳ではないと思います。マニュフェスト選挙という飾ったモノではなく、「ともかく国を変えて欲しい」という一心だと思います。
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