混雑

大型連休も残り少なくなった５日、行楽地や古里からのＵターンラッシュがピークを迎え、首都圏や大都市へ向かう鉄道・道路・航空の各路線は、家族連れらで終日混雑した。(毎日新聞/2009.05.05)

●スローなコメント

　ＥＴＣ付きの車は高速料金が１０００円になるとのことで、このＧＷは拘束道路は大渋滞。予想されている出来事ではありますが、改めてニュースを見ると、日本の本音と建前の使い分けが気になります。

　そのそもＥＴＣは渋滞解消を目的にしていたはず。そして渋滞を無くすことで、ＣＯ２の削減を謳っていたはず。その背景として京都議定書で日本が世界に約束した削減目標を達成させる施策があったはずです。

　そうするとこの予想された渋滞は何で！？――説明しようがない状況になる訳です。結局、環境対策としてＥＴＣを普及させるのは、建前だったというのが明白なことです。では本音は何でしょうか！？