政府は19日、一定の環境基準を満たした省エネ家電の購入者に付与する「エコポイント」の交換商品271件を発表した。経済効果を重視したため、全国共通商品券や電子マネー、地域産品など幅広い商品が選ばれ、環境配慮型製品は9件にとどまった。(毎日新聞/2009.06.19)
●スローなコメント
交換商品が決定されないなか、先走ったエコポイント。この制度―エコと言っていますが「本当にエコなの!?」と疑問に感じる方も多いと思います。省エネ家電を買えば、ポイントが付与され、新たな商品の購入に使える――単なる消費刺激策です。もったいない精神がエコの基本なのに、消費を促進させては、環境にやさしいはずがありません。これはエコを偽装した環境破壊かもしれません。
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