日本の2008年末の太陽光発電の累計導入量は200万キロワット弱にとどまり、スペインに抜かれて世界2位から3位に後退したことが6日分かった。(産経新聞/2009.04.06)
●スローなコメント
 日本は環境技術の先進国です。京都議定書では日本の削減目標を達成するのは、困難とされています。その背景として、元々環境技術が優れ、省エネが浸透していることがあります。

 しかし技術がしっかりしている割に、それをビジネスとして、活かしていないと思います。例えば、排出権ビジネスへの対応が出来ていないことがあります。また、日本が先導していた太陽光発電もいつの間にか世界3位に後退しているのもしかりです。

 日本人は一般レベルで環境対応をビジネスとしてでなく、節約として捉えていると思います。そのことは正しいのですが、節約という忍耐だけでは、広く浸透しないのも現実です。
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