シャープは8日、平成21年3月期の連結業績予想を下方修正し、最終損失が今年2月時点の1000億円から1300億円(前期は1019億円の黒字)に膨らむとの見通しを発表した。(産経新聞/2009.04.08)
●スローなコメント
 シャープといえば、液晶や太陽光発電など環境対応を先駆的に手がけてきたメーカーとして知られています。また、生産体制の構築について、業界でもサプライチェーンマネジメント(SCM)をいち早く手がけ、需要と供給の同期化による在庫削減に取り組んで来ました。同社のSCMへの取り組みは2000年にNHKでも特集として取りあげられたほど、象徴的でした。

 いわば日本が世界に誇る環境技術の優等生企業です。同社のキャッチフレーズで「目の付けどころが、シャープでしょ」というのがありましたが、本当にそう思います。世界同時不況のなか、今はガマンの時ですが、こうした先進的な企業が早く回復して、経済に活気を戻して欲しいと思います。
●こちらもどうぞ

SHARP Brain(ブレーン)

・直感で使える「なぞって&タッチ」のやさしい操作・複雑な漢字は大きく手書き「漢字源 大画面手書き」・コンテンツが選べる・増やせる、ブレーンライブラリー
●バックナンバー

●過去ログ

戻る