大豆製品をたくさん食べる女性は、あまり食べない女性に比べて肝臓がんになる危険性が3〜4倍に高まることが、厚生労働省の研究班(主任研究者、津金昌一郎・国立がんセンター予防研究部長)の大規模調査で分かった。(毎日新聞/2009.03.10)
●スローなコメント
 大豆はイソフラボンを含むトクホとして人気があります。イソフラボンは強い抗酸化力を持ち、乳がんのリスクを減らすことが知られています。

 しかし今回のニュースは健康食品のイメージが強い大豆製品が、実は肝臓がんのリスクを高めるという結果でした。

 簡単にいえば、過剰摂取は何でも良くないということの証しだと思います。例えば前述した抗酸化物質は癌の因子とされる活性酸素を除去しますが、活性酸素そのものは生命を維持するために必要不可欠な物質です。

 とにかく日頃からバランスのいい栄養摂取を心がけることが大切ですね。
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