1957年から広島の本拠地として使用されてきた広島市民球場のラストゲームが行われた。球場は真っ赤に埋め尽くされ、ファンは長年親しんだ球場との別れを惜しんでいた。(サンケイスポーツ/2009.03.22)
●スローなコメント
 昭和を感じる最後の球場―広島市民球場が終わりを迎えます。ナゴヤ球場、後楽園球場・・・など老朽化した昭和の球場は、平成とともにリニューアルされ快適になりました。ただ、古い球場にはそれなりの良さもあり、残念な気持ちもあります。

 広島市民球場でカープ戦を見たことは何回かありましたが、不思議といつも負けたように思えます。わたしが小学生のとき、隣で観戦していた知らないおじさんから、突然「坊やは東京の者か?」といわれ、「そうだ!」と答えると「そっかぁ〜」と言って、席を離れ、しばらくすると焼きそばを買って来て「食べんさい」と言って、焼きそばをくれたのを覚えています。
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ありがとう、広島市民球場。鉄人がヒーローになった。赤ヘル軍団が躍動した。カープファンが赤く熱狂した。それはすべて広島市民球場が舞台だった。この球場への感謝、惜別の想いを、今ここに…。
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