◆読書感想◆


架空の球を追う

森 絵都(著)
価格:\440(税込)
評価:★★★★★
 森絵都作品のなかでは、地味な本です。短編集でなかには数ページで終わる作品もあります。しかし、この小品集――ものすごく質が高いのです。

 全ての作品で森絵都ワールド全開です。短編にも関わらず、最後まで読めない展開。「あ〜こうくるか!」という悪魔的な落としどころ。

 森絵都の魅力を手軽に堪能出来る価値ある一冊だと思います。(2011/08/20)

◆読感履歴◆


◆過去ログ◆

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#316〜360
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