◆読書感想◆


The Birds

Daphne Du Maurier(著)
価格:\692(税込)
評価:★★★★★
 The Birdsは小説よりもヒッチコックの映画として知られています。映画「鳥」はわたしがはじめて鑑賞したヒッチコック映画です。それ以降、名画座やDVDを通じて、多くのヒッチコック作品を見てきましたが「鳥」はいまでも強く脳裏に刻まれています。

 小説は映画を上回ることはないだろうと、正直余り期待しないで読みました。しかし、小説は小説としてかなり面白いのです。そして、映画同様とても怖いのです。これは意外と喜びでした。英語もシンプルでスイスイ読めました。

 本作の映画版と小説は全く異なります。この表紙ではTippi Hedrenらしきブロンド女性が、鳥に傷つけられて、叫びをあげています。しかし、小説においてそういった状況は見当たりません。鳥が襲う怖さを伝える点は、同じですが、ストーリーが異なります。主人公も女性ではなく、男性です。(2011/05/28)

◆読感履歴◆


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