◆読書感想◆
図書館戦争 図書館戦争シリーズ(1)
有川 浩(著)
価格:\700(税込)
評価:★★★★☆
有川浩を一躍有名にした代表作。「メディア良化法」の名目の元、本の検閲から図書館を守るべく、立ち上がる防衛隊のお話。図書館が防衛隊を組織化すること自体、突拍子もない発想です。その発想をそのまま突き進んでいく凄さがこの本にはあります。流石、代表作といわれるだけのことはあります。
魅力的なのは登場人物。主人公「笠原郁」を初め、出てくる人物が皆、個性的です。彼ら、彼女らの会話や心理描写の面白さがこの本の要です。
ただ、余りに現実離れした状況設定の為、ストーリーが宙に浮いた印象を持ちます。面白いのですが、どこか、ひいた頭で話を追っていました。読む前の期待が大きかっただけにその点が残念です。(2011/05/29)
◆読感履歴◆
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