◆読書感想◆


The Deadly Dungeon

Ron Roy(著)
価格:\406(税込)
評価:★★★★★
 A to Z Mysteries の第4版。舞台は主人公が住むグリーンローンの街ではありません。”The Absent Author”で登場した作家、ウォリス・ウォレスが住むメイン州です。本書を読む前に”The Absent Author”を読むことを強くお奨めします。

 主人公が訪れたウォリス・ウォレスが住む家(というよりお城)は、不気味な音が聞こえます。ウォレスは1930年代に、お城をたてた映画スター”Emory Scott”の亡霊であると言います。好奇心旺盛な3人の主人公は、亡霊の正体を探るべく、お城の探検を始めます。なんだかワクワクしそうな内容です。しかし、この音には実は・・・犯罪が潜んでいたのです――この犯罪部分は、ラストまで明らかにされません。そこがこの作品の優れたところです。

 A to Z Mysteries は児童推理ですが、読み応えがあります。単語も比較的、難しいと思います。度々、電子辞書を引きますが、実際に引いてみると、過去に引いた言葉であったりします。そんなとき「あ〜ボケているなぁ〜」とせつない気持ちになります。イチョウ葉エキスでも飲もうかな!?(2010/03/09)

◆読感履歴◆

Alone in His Teacher's House
あなたがここにいて欲しい
Is He a Girl?
The Absent Author
かいじゅうたちのいるところ
The Lucky Lottery
絶対泣かない
Bad Girls
死者の学園祭
Lizzie Zipmouth
バッテリー
Matilda
100円のガムをトヨタ生産方式でつくる!
Encyclopedia Brown, Boy Detective
あ~ぁ、楽天イーグルス
Someday Angeline
ヘッテルとフエーテル
◆過去ログ◆

#316〜330
#271〜315
#226〜270
#181〜225
#136〜180
#91〜135
#46〜90
#1〜45
ほんのほん
かっての読書遍歴

戻る