政権交代後初の全国規模の国政選となった第22回参院選は11日、全国一斉に投票が行われ、即日開票される。17日間の選挙戦では、菅首相が言及した消費税率引き上げの問題が政策上の争点となり活発な論戦が展開された。(読売新聞/2010.07.11)
●スローなコメント
選挙前は「政治とカネ」や「普天間基地」の問題が争点になると見られていました。しかし、菅総理の消費税を巡る発言から、争点は消費税一色。消費税増税を掲げる民主&自民の二大政党。増税には慎重な少数政党に分かれました。
本日の新聞広告で菅総理は増税に対して「唐突な印象を与えたとしたら、私の説明不足でした。率直におわびいたします。」と書いています。確かに総理の発言を聞いてみると「税制の議論を本格的にしよう。その上で、自民党の提案した消費税10%はになる。」と、政府として消費税を増税すると明言まではしていません。
ただ、この言い回しは理論的ですが、国民は、理解しずらいと思います。「要は消費税を上げたいんでしょ!?」と解釈します。 わたしは菅総理の考え方に、異論は特にないのですが、早急に消費税をクローズアップさせるのは変だと感じました。その為、今回の投票でどういう投票をするべきか大いに迷いました。
投票率は前回よりも低調なようですが、国民として、投票には行くべきでしょうね。
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