●気になるニュース
国土交通省は2日、2002年の規制緩和で生じたタクシーの供給過剰に歯止めをかけるため、地域の実情に応じて新規参入や増車を再規制する方針を明らかにした。(読売新聞/2008.07.03)
●スローなコメント
 緩和と強化という相反する施策が短いスパンで行われています。タクシーに限った話しではありません。例えば学校教育でも「ゆとり教育」がもてはやされたと思ったら「教育再生」と評してゆとりの否定がなされました。

 これらは如何に長期的な展望が出来ないかを示しています。政治が場当たり的な施策を繰り返すことで国民は迷惑します。規制緩和でタクシー運転手の年収は激減しています。もっと持続性のある政策を打ち出して欲しいものです。
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