●気になるニュース
7月の北海道洞爺湖サミットの会場運営を手助けするため、約50人の一流のホテルマンが集結する。呼びかけたのは、石ノ森章太郎の漫画「ホテル」の主人公のモデルといわれるカリスマホテルマン、窪山哲雄さん。リゾートホテルでのサミットを、国内ホテル業界挙げて支える。(朝日新聞/2008.05.27)
●スローなコメント
ホテルにとってサミット会場に選ばれることは栄誉です。サービスの失敗は許されないでしょう。
しかし、サミットがイベント色を強めるのと裏腹に、話し合うべき「温暖化対策」は空虚な予感です。神戸で開かれたG8環境相会合は、成果どころか数値目標を削るという「大幅な後退」となりました。
いっそ、サミットを中止しては如何でしょうか?そうすれば、各国の要人が移動したり、ホテルマンを集結させたり、様々なサービスにより排出される温室効果ガスを回避出来ます。
無駄をなくすことがエコの原則であるなら、このサミットこそ捨てるべきムダかもしれません。
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サービス哲学
窪山哲雄
人気漫画「ホテル」で、東堂マネージャーのモデルとして描いた伝説のホテルマン窪山哲雄。本書は、氏がサービスにおけるその独自の哲学を熱く語った珠玉の一冊!
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