◆読書感想◆
レインツリーの国
有川 浩(著)
価格:\1,260(税込)
評価:★★★★★
いい本に巡りあった喜びは、万馬券を当てた歓喜に勝るとも劣りません。有川さんの小説「レインツリーの国」はそんな感動を味わった恋愛小説でした。
主役は関西弁の伸くんと、聴覚障害者のひとみさん。ネットに掲載されたひとみの読書感想文をきっかけに、ふたりは知り合います。お互いの意思疎通はメールやチャットが主です。お互いの気持ちをストレートにぶつけ合う喧嘩のノリです。ある意味、炎上ですが、この展開がハラハラドキドキで面白いのです。
ふたりの生活環境は違います。その為、現実世界で、この恋愛が永遠か否かはわかりません。しかし、これほど自分の想いをさらけだせば、お互い後悔はしないと思えます。(2011/01/16)
◆読感履歴◆
◆過去ログ◆
#361〜405
#316〜360
#271〜315
#226〜270
#181〜225
#136〜180
#91〜135
#46〜90
#1〜45
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