牛丼業界で一時“独り負け”とされたほど業績が落ち込んだ吉野家が、反撃に乗り出した。これまでの男性客向けというイメージを和らげ、女性、ファミリー客も呼び込もうと“次世代型”店舗の開発を進めるほか、子供や女性向けメニューも追加し、国内の新規顧客開拓を急ぐ。(フジサンケイビジネスアイ/2011.10.08)
●スローなコメント
 牛丼といえば吉野家が圧倒的なブランド力がありました。しかし、そこに胡坐をかいていた為、いまや松屋やすき家に大きく遅れを取る結果となりました。

 頑なにアメリカ産の牛肉にこだわりつづけ、基本は牛丼以外にメニューがない吉野家。その頑固さが固定的なファンをひきつける要因ではあります。しかし、言い方は悪いのですが、所詮は大規模チェーンストア。沢山の流動客を取り込まない限り、発展は望めません。

 サラリーマン客が多い吉野家は、若い女性客も多い、松屋やすき家と比べて、お店の外観からしてどんよりとした暗さを感じます。吉野家の反撃は、そうやすやすとは成功しないと思います。
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