菅首相が記者会見で表明した将来的な「脱原発」方針について、民主党内では14日、「党が了承したものではない」といった反発や疑問の声が一段と拡大した。(読売新聞/2011.07.14)
●スローなコメント
 東日本大震災とそれに連動した福島原発の事故で多くの人々が苦しんでいます。セシウムを含んだ牛が出荷されたなどのニュースを見ると、つい自分の息子が牛肉を口にしていなか気になります。国民全体が不安に駆られている状況です。でも、国民はとても冷静な行動をとっているように思えます。

 しかし何故、政治はこうも右往左往しているのでしょうか!?菅総理が何かを発言すると、内容自体は評価するべきことでも、直ぐに「延命」「ペテン」といった言葉が発信され、前進を拒もうとするのでしょうか!?

 政治家の全てと言わないまでも、どうも多くの政治家が、次元の異なる世界で物事を考えているように思えます。それは何故でしょうか?

 世襲議員が多いので世間と乖離しているのでしょうか!?自民党による権力支配が長すぎたのでしょうか!?そもそも政治家が多すぎて意見が纏まらないでしょうか!?――おそらく、こうした政治で語られた問題が、今の「菅降ろし」につながっているように思えます。
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