論 題
●気になるニュース
生後6週間の我が子に豆乳と有機栽培のリンゴジュースなど不十分な栄養しか与えず、餓死させたとして、米アトランタの自称「完全菜食主義者」の男女が、殺人罪などによる終身刑の判決を受けた。(朝日新聞/2007.05.10)
●スローなコメント
 悲しいニュースです。人が完全菜食主義(ビーガン)になることは、その人の意思なので構いません。でも、赤ちゃんにそれを強要する必要はないと思います。自分自身、子育てを経験したなかで、赤ちゃんが親の思い通りにいかないことはよくあります。

 勿論、ビーガンだから子育て出来ないことはないと思います。しかし最近の食論争は、「○○は良くて、××は悪だ」のような断定的に何かを排除する論理が多すぎると思います。

 人はもっと自由に考え、選択する方がいいと思います。妙なカテゴリーに人を当てはめるのでなく、十人十色の生き方があっていいと思います。特にバリエーションに富む人間の食を善悪によって判別する発想は不健康だと思うのです。
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ジョン・ティルストン

経済ジャーナリストの著者が、ベジタリアンであることの意義を探求する道へと乗り出す。
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