論 題
●気になるニュース
不二家は十七日、一般菓子のキャンデー「ミルキー」やクッキー「カントリーマアム」、チョコレート「ルック」など主力商品七種類の本格的な販売を三カ月ぶりに再開した。(東京新聞/2007.04.17)
●スローなコメント
 ペコちゃんの完全復活を祝うニュースですが、どうもわたしはすっきりしません。言い方は悪いのですが、なんだか出来レースのように感じてしまうのです。その最大の要因は「ペコちゃん」というブランドを不二家が存続させたことです。本当に不二家が再生を誓うなら、ペコちゃんブランドを廃止させるべきというのが、わたしの考えです。もちろん、世論は納得しないでしょう。フランチャイズは悲鳴をあげるでしょう。しかしブランドはメーカーと消費者の信頼の象徴です。信頼が崩された以上、その象徴であるブランドは廃止するべきなのです。ペコちゃんブランドを取っ払ってやる直しを図ることこそ、名実ともの出直しだと思うのです。
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フィリップ・コトラー

マーケティングのカリスマ、コトラーによるマーケティング・マネジメントの主要なコンセプトを簡潔に提示!
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