論 題
●気になるニュース
経済産業省・資源エネルギー庁は24日、「2006年度エネルギーに関する年次報告(エネルギー白書)」の骨子案を自民党エネルギー戦略合同部会に示した。骨子案は、温室効果ガスの削減目標を掲げた京都議定書が日本に厳しく、不公平だと強調している。(読売新聞/2007.04.24)
●スローなコメント
 人間の行動パターンには二通りあると思います。ひとつは計算で動くこと。もうひとつは情念で動くことです。企業活動や政治活動の多くは計算で動いていると思います。損得勘定を考え、自分に有利な方向に持っていくことが鍵です。

 一方、社会的活動は情念で動きます。情念とは例えば宮沢賢治の「雨ニモマケズ」の一節に見られる行動です。

 「東ニ病気ノ子供アレバ、行ッテ看病シテヤリ、西ニ疲レタ母アレバ、行ッテソノ稲ノ束ヲ負イ」

 地球温暖化というグローバルな問題に対して、国家間で損得計算をする限り、永遠に解決することはないでしょう。
[こちらもどうぞ]

雨ニモマケズ
宮沢 賢治

「雨ニモマケズ」「風ニモマケズ」どなたもどうかおよみください。ことに賢治が嫌い(にがて)というお方、絵本など開いたこともないお方は、大歓迎いたします。
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