◆読書感想◆


馬を売る女

松本 清張(著)
価格:\590(税込)
評価:★★★☆☆
 久しぶりに読んだ清張作品。松本清張の社会派推理は学生時代に、むさぼり読みました。おそらく、表題作も読んでいるはずです。しかし、わたしの読書記憶からすっぽりと抜けています。その為、新作を読む気持ちでした。

 表題作は競馬情報や、夜の首都高速が事件の鍵となる短編サスペンスです。ハイミスな社長秘書の描き方にリアリティを感じます。松本清張は「女の描き方」が上手いと言われます。本作でもその腕前が発揮されているようです。(2011/05/05)

◆読感履歴◆


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