◆読書感想◆
ありがとう、さようなら
瀬尾まいこ(著)
価格:\1,260(税込)
評価:★★★★☆
現役の国語教師作家、瀬尾まいこさんが綴ったエッセー。本書の主人公は瀬尾さんが担任するクラスの生徒たちです。エッセーですが、私小説ともいえます。作品全体を通じ、瀬尾学級の暖かさが伝わります。
マスメディアを通じ、中学生のイジメ・非行・学級崩壊がクローズアップされています。しかし、本書を読むと、それは「一部の事象をことさら大きく取りあげているだけではないか!?」と思ってきます。この本に描かれている学級が、存在するなら、やはり教師は楽しく、やりがいのある職業だと思います。
わたしは就活の際、最後まで教師になるか、企業に入るかで悩みました。結局、企業を選択しましたが、本書を読むと「先生になっておけばよかったかなぁ〜」と、ちょっと悔やみました。(2010/07/11)
◆読感履歴◆
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