◆読書感想◆
指先からソーダ
山崎ナオコーラ(著)
価格:\1,575(税込)
評価:★★★★☆
「山崎ナオコーラという衝撃的なペンネームをつける人だから、きっと変に違いない!」――そんな先入観を抱いて、本書を読みました。「指先からソーダ」は、朝日新聞に連載されたエッセーを単行本化した作品です。エッセーは作家のキャラクターを分かりやすく読者に伝えてくれます。
読んでみると、確かにナオコーラさんの感性は、ユニークです。しかし、フツーの範疇だと思いました。20代の若い女性が、持っているであろう普通さです。読後感が心地よく、本を読む面白さを改めて感じる名文です。
指先からジュワーと溢れるほど、書きたいことがいっぱいあるナオコーラさんの想いが作品全体から伝わりました。(2010/06/13)
◆読感履歴◆
◆過去ログ◆
#316〜360
#271〜315
#226〜270
#181〜225
#136〜180
#91〜135
#46〜90
#1〜45
ほんのほん
かっての読書遍歴
戻る