◆読書感想◆
The Slumber Party Secret
Carolyn Keene(著)
価格:\430(税込)
評価:★★★☆☆
探偵ナンシー・ドルーは、数え切れないほど多くの作品があります。初めて世に出たのが1930年「古い柱時計の秘密(和書版)」です。そして、いまだ新作が出版されます。果たしてナンシー・ドルーシリーズの作家、キャロリン・キーンさんは何歳なんだろう!?――そんな疑問がわきそうです。実はキャロリン・キーンとはナンシー・ドルーシリーズの為に作られた、ゴーストライターです。実際の作家は何世代にも渡っているのです。
本作は1994年に出版されました。ナンシー・ドルーは通常、18歳の女性として登場しますが、本書では8歳です。これはナンシー・ドルーが幼かった頃を描いた作品です。もっとも、本作の時代設定も1994年(平成)ぽいので、1930年(昭和初期)に18歳だったナンシー・ドルーの少女時代と解釈するには、無理がありそうです。
事件はナンシーの友だちのバースデーパーティーが、何者かに邪魔をされる!その犯人は!?――という他愛のないもの。面白い話ですが、ミステリーのドキドキ感は皆無です。(2010/04/18)
◆読感履歴◆
◆過去ログ◆
#331〜345
#316〜330
#271〜315
#226〜270
#181〜225
#136〜180
#91〜135
#46〜90
#1〜45
ほんのほん
かっての読書遍歴
戻る