◆読書感想◆


アイデン&ティティ―24歳/27歳

みうら じゅん(著)
価格:\780(税込)

評価:★★★☆☆
 久々に西荻窪に行き、古本屋(にわとり文庫)で、アイデン&ティティ(単行本)を見かけました。西荻は20年くらい前、よく歩いた街です。丁度、その頃はバンドブームでした。わたしは懐かしさもあり、この古本を購入し、読み返しました。現在では単行本はありませんが、角川から「マリッジ」を加えた文庫版が出ています。

 アイデン&ティティは宮藤官九郎・脚本により映画化されています。公開当時、映画も見ました。映画のなかでは麻生久美子が際立った存在感を示し、それがきっかけでわたしは彼女のファンになりました。映画と本書は殆ど一致しています。

 本書で取り上げられた「やれることをやるだけさ、だからうまくいくんだよ♪」というボブ・ディランの歌詞(雨のバケツ)は、いつまでも頭に残る名フレーズだと思います。(2010/09/24)

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