民主党の小沢一郎前幹事長は26日朝、東京都内で鳩山由紀夫前首相と会談し、「同志として協力が得られるならば出馬したい」と述べ、9月1日告示、14日投開票の党代表選に立候補する意向を伝えた。(朝日新聞/2010.08.27)
●スローなコメント
 世論としては「円高問題が深刻さを増す中、民主党というコップの中の権力闘争をやっている場合か!?」という意見が多いと思います。ただ、この権力闘争は、とてもドロドロして、最近では余り見られない本当の戦いが見られるという「怖いもの見たさ」がわたしにはあります。

 菅さんと小沢さんというのは、政治家としての育ち、思想、性格、すべてが対照的で、正に白と黒です。個人的には、根回しは下手そうだが、クリーンな菅さんの再選を望みます。ただ、政治には小沢さん的な資質も必要なのかもしれません。

 まぁ、どちらが代表になっても、とてもノーサイドとはならないでしょう。それにしても、鳩山さんは、菅さんを支持すると言ったり、小沢さんを支持すると言ったりで・・・友愛は、もっとも人を傷つける理念なのかもしれません。
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