トヨタ自動車がブレーキの不具合でリコール(回収・無償修理)の対象となったハイブリッド車3車種について、商品宣伝のテレビや新聞などの広告を当面自粛することが10日、分かった。すでにリコールを届け出た9日から見合わせている。(朝日新聞/2010.02.10)
●スローなコメント
トヨタが「品質のトヨタ」として世間に知れ渡るまでに、どれほど長い期間がかかったことでしょうか!?そのことに比べ、今回のブレーキ不具合により、リコールとなったことで「品質のトヨタ」の看板が外れてしまうのが、如何に早いことかを感じます。
これは「信頼を築くのは、とても大変なことだが、信頼を壊すのはとても簡単なこと」ということを証明しています。そして信頼の破壊は、経営者のちょっとした言動によって引き起こしてしまいます。
壊れた信頼を再生するには長い時間がかかります。しかし、出来ないことではありません。日本を代表する世界企業であるトヨタの動向は日本経済に直結します。動きに目が離せません。
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