球場ラヴァーズ 3巻

◆読書感想◆

評価:★★★★☆

　この漫画は、単なるカープ応援漫画という異色作を超えた気がします。

　万年Ｂクラス（今年は、ちょっとＣＳを期待したのに～）に甘んじる広島カープの姿は、理想と現実のギャップに悩まされる人間そのものとオーバーラップします。現実を受け入れながらも、希望を捨てない生き方――この作品が持つメッセージを受け取りました。

　それにしても広池投手のバッティングピッチャーへの転身エピソードなど、カープファンでも余り知らないことが述べられていて、コアなカープ愛全開作品であることに変わりありません。

　これだけファンから愛されている球団なんだから、もうちょっと結果出して欲しいなぁ～。 (2011/10/09）

◆読感履歴◆

◆過去ログ◆

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