都筑の家では、バリアフリーにする事が実際には健常者にもやさしいものについては実装し、その他は対応にしました。
またお風呂での完全介護に対応すると、アイランド型の浴槽にしなければなりませんから、この建物は、あくまで軽い障害（腕の麻痺、松葉杖利用、介助があっての車椅子利用程度）で、料理等の作業はしないことと、介護者の負担を軽減させる目的で設計したものです。
以下は、バリアフリー関連の一覧です。 |
１．共通事項
・非常通報システムを設置、通報はキッチン付近から行う。
・なるべく滑りにくい床材を採用
・段差の解消
・レバーハンドルの採用
・シングルレバー水栓
・大型スイッチ
・明るい照明
・居室内または居室に近い廊下にフットライト兼用非常時照
明設置
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２．アプローチ
・道路縁石高さを２ｃｍとした。
・玄関周りの段差をなくした。 |
３．玄関
・上がり框の高さは１．５ｃｍ
・靴の履き替え用にイスを置いた。 |
４．廊下
・壁をコンクリート化粧打ち放しとすることによっ
て、手摺下地対応
・同上、出入り口扉開閉のための縦壁手摺対応
・フットライト兼非常時用照明設置
・２階廊下に飾り棚を設け、その下部に小型冷蔵庫を収容、
夜間の喉の乾き対策
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５．階段
・階段の有効幅員１ｍ（地下１階〜１階）、８０ｃｍ（１階〜２階）
・階段昇降機対応のコンセント設置 |
６．キッチン
・足元暖房機 |
７．寝室
・スイッチ類を入り口とナイトテーブル付近に３路設置。 |
８．和室
・段差解消 |
９．便所
・１階、２階に設置
・約３畳大のスペース
・洗面化粧カウンター前にイス設置
・洋式便器
・おしり洗浄装置（大型スイッチ付き）
・Ｌ型手摺設置
・暖房対応コンセント及び壁下地補強
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10．洗面脱衣室
・暖房対応コンセント及び壁下地補強
・横型洗濯機 |
11．浴室
・段差解消
・中が見えるドア（強化ガラス）
・壁手摺設置（３個所）
・浴室暖房機 |