この作品は、開設者が、組織設計事務所に所属していた時期に、プライベートな時間を利用して、設計監理を行った物件のひとつである。実用性の高い地下空間利用を目指して実験的な意味合いもあった。
これからの事業展開の出発点になる作品であり、事務所の設計理念の背景となるものとして紹介するものです。 |
◆設計の基本的考え方
『光と風、そして四季を感じさせる住まい』それがこの住宅のテーマであった。最初は両親のための住まいとして、また間もなく自宅にもなった。
敷地は、港北ニュータウンの西のはずれ、なだらかな斜面の上部にある。裏手は小高い丘で市街化調整区域になっている。この地区は、港北ニュータウンの地権者が住むエリアで、開発の先鞭をなしたところでもある。前面道路との間には、2m弱の擁壁があり、この景観を損ねている擁壁を取り崩す事から始めた。緩衝領域の確保と景観形成を目的として植栽を設け、周辺地域との関連性を復活する事を第2のテーマとした。 |
◆建物概要
・構造:鉄筋コンクリート壁構造、地下1階、地上2階
・敷地面積 :200.09u
・建築面積 : 79.99u
・延床面積 :278.53u
・容積対象床面積:159.17u
・外壁:コンクリート化粧打ち放し、フッ素樹脂塗装
・施工:久保田建設株式会社
|
◆建物をご覧になりたい方へ
この建物に興味がある方は、下記にメール下さい。日程調整の上、ご案内します。
こちらへ |
平面図データのDLは都合により閉鎖しました。長い間有難うございました。 |