自転車に乗って
子どもの頃、自転車に乗ったときに感じたあの爽快感。
大学生になり免許を取り、自動車を買ってからすっかり忘れてしまった感覚です。自動車生活を２０年続けるウチに、数百メートルの移動にも車を使うようになっていました。
そんな自動車中毒ともいえる生活とオサラバして、２年余りがたちます。そして自転車に再び乗ってみると、徐々にあの頃の感覚が戻ってきます。――残暑の匂い、風の触覚、空気の色・・・自転車は五感を刺激する交通手段です。
自転車に乗ると、汗をかきますが、それはストレスの発散でもあります。自転車はこころの処方箋です。もちろん、汗をかくことは、脂肪を燃焼することですので、ダイエットに効果的です。
しかし自転車に乗ると「中途半端な存在だなぁ〜」と思います。車道を走ればいいのか！？歩道を走っていいのか！？――通常は車道を走るのでしょうが、自動車と一緒に走るのは極めて危険です。かといって、狭い歩道を走ると、通行人に接触する危険もあります。
健康によくＣＯ２を排出しない優れた交通手段である自転車です。社会が自転車を受け入れる為の環境整備がもっと必要なのではないでしょうか！？(2009/9)
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２００９年
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