エゴとエコ
 ロハスを学ぶとき、重要なキーワードに「エゴとエコの両立」というのがあります。一見、相反する要素に思えますが「究極のエゴはエコである」というのがロハス的とされます。自分にとって「気持ちE〜(エゴ)」ことを突き詰めには、エコ(いい環境)でなければならないのです。例えば「地元で採れた旬の野菜を食べること(地産地消)」は、温室栽培の野菜や、海外から空輸された野菜を食べることに比べ、格段に美味しく健康的なのです。「エゴとエコの両立」によって、全体最適(エコ)と、個別最適(エゴ)はリンクするのです。

 このことからロハスな人は、自ら健康であることに徹底した「こだわり」を持ちます。そんな健康を維持する上で大切な要素が、食事、睡眠、運動です。体によいものを食べ、快適な睡眠を行い、適度な運動をすることが健康にいいのは、今も昔も同じです。

 「フィット・フォー・ライフ」は食事面で健康生活をサポートする書籍として、1985年以来、全世界で1000万部以上刊行された超ロングセラーです。この書籍は「ナチュラル・ハイジーン」という健康法を推奨しています。現代の健康食事法の多くが、この本を源流としています。内容はかなりストイックです。全てを実践するのは難しいと思いますが、出来ることから取り入れることでも充分効果があります。因みに自分で出来そうなものだけをピックアップして、ロハスであろうとすることを「ちょいロハ」と呼びます。

フィット・フォー・ライフ/ハーヴィー・ダイヤモンド

●キーワード●
地産地消
ナチュラルハイジーン

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