和三盆はサトウキビから出来たお砂糖のことで製産地は徳島県と香川県です。
サトウキビは地元の物を使い、沖縄県や鹿児島県の物とは異なり、背も低く、
茎周りが細い品種です。
サトウキビから出来たお砂糖には他に黒砂糖がありますが、サトウキビの種類、
製法が違います。黒砂糖はサトウキビの絞り汁をそのまま煮詰めた物ですが、
和三盆は6段階の製法(絞り、あく抜き、煮詰め、冷却、押しの蜜抜き、研ぎの
蜜抜き、)を経て出来た大変手の込んだ高価なお砂糖です。
色はクリーム色、口に含んだときの口溶けの良さ、上品な香り、どれをとっても
他のお砂糖に類をみない贅沢なお砂糖です。
研ぎの蜜抜きを3日間かけて盆の中で仕上げたことから3日間の3と盆で三盆、
日本で出来たので「和三盆」という名前が付いたと言う説があります。
主に落雁などの打ち物の材料に使われます。
和三盆て何もの?
和三盆の落雁
水で溶いた葛粉を繋ぎにして和三盆に加え混ぜ、
型で抜いてから低温の電子レンジで乾燥させて
作ります。梅、兎、桜の抜き型で抜きました。
春らしい薄紙でラッピングしました。
和菓子名
和菓子ことば
あずきの力!
ふたつの桜餅
寒天てすごい!
和三盆て何もの?
お団子は大家族
和菓子で表す四季