エコツーリズム
 自然との共生を重視するロハスピープルにとって、エコツーリズムは自らの「エコ感性」を磨く体験学習の場として大きな関心を集めています。エコツーリズムは「自然(歴史文化)体験・学習観光の総称」と定義されます。環境省は「エコツーリズム推進会議」を設置し「エコツーリズム大賞」など、5つの推進施策を実施しています。

 エコツアーはイギリスやオーストラリアといった海外の大自然。日本なら屋久島など世界自然遺産がイメージされます。日本エコツーリズム協会では、グッドエコツアーとしてエコツアー推奨制度を行っています。

 ただ身近なところにもたくさんの自然が存在します。例えば森林浴。元々森林浴という言葉は、林野庁が生みだしたキャッチコピーです。1986年、林野庁は森林浴の森日本100選を選出しました。東京であれば高尾山、明治神宮の森、御岳山――とても身近な場所が選出されています。こうした場所に週末に出かけることで自然を感じることもエコです。

 わたしたちが生態系について考えるとき、その役割として、食料や資源を供給することに目がいきます。しかし、生態系サービスにおいては、供給以外にも、生態系が人間の精神的な安定にも寄与していることは見逃してはいけない事実です。

エコツーリズム-さあ、はじめよう!

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エコツーリズム大賞
街角のエコロジー

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