平熱の改善
平熱が35℃台の人は、風邪にかかりやすく、肌にも悪影響を与えやすいといわれます。ですから平熱をあげることで免疫力を強化し、病気になりにくい体をつくるようにしたいものです。
平熱をあげる方法として、もっとも効果的なのが入浴です。平熱が35℃台の人であれば、39℃程度のお湯に30分ほど半身浴するのがお奨めです。半身浴は全身浴に比べて、内臓への負担が軽く健康的な入浴法とされます。また、風呂に入浴剤を入れることで、精神的なリラックスを生み、健康にもいい影響を与えるでしょう。
運動も平熱のアップに効果的です。筋肉が少なくなると熱が下がるといわれます。特に激しい運動をする必要はありません。毎日、30分でも、歩くことで充分な運動となります。
食事は体温を上げる食べ物を摂取するようにしましょう。玄米やしょうがは、体を温める食材として知られています。特にしょうがは入浴剤、飲料、食品として数多くの商品があります。紅茶などの温かい飲み物に、すりおろしたしょうがを少し加えるだけのお手軽な健康法が人気を集めています。
体温を上げると健康になる/齋藤真嗣
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