門屋総合設計  〒224-0006 横浜市都筑区荏田東4-37-22 TEL 045-948-3007
 横浜市営地下鉄センター南下車徒歩10分  FAX 045-948-3008
e-mail こちらへ
TOP PAGE 理 念 業務内容 プロフィール 作品紹介 住まいINDEX 問合せ マップ リンク集
  2005年3月
   環境共生を考える/持続可能な建築の実現


 環境共生住宅の概念が言われ始めて久しくなりました。私は、初めてこの言葉を聞いたとき、何か森の中にたたずむ木こりの家を連想しました。丁度その頃は、恵比寿ガーデンプレイス建設の最盛期の時期で、忙しい事もあって、あまり気にかけていませんでした。その後、世田谷深沢の環境共生住宅を雑誌でみかけ、なるほど良く考えられていると思ったものです。
 、建設省は、1992年『環境共生住宅推進事業』、1993年『環境共生住宅市街地モデル事業』を推進して、第1号が竣工しました。
 環境共生住宅の原点は、『自然を生活に取りこんで環境と共に生活してきた先人達に習い、自然を生かした快適な住まいを作ろう』と考えたことだと言います。

平村

平村



1.環境共生住宅とは
 環境共生住宅の骨子は、@地球環境の保全を最も大きな目的として、環境負荷をできるだけ小さくし、A周辺環境との調和と、B健康で安全な暮らしを実現する住宅にあります。 これらは、まさしく門屋総合設計の設計の基本方針に一致します。行政施策は、ややもすると現実離れする事がありますが、この施策には、異論なく賛成し、全ての設計者が、その思想を理解し、広く世の中に浸透して行くことを願いたいと考えています。



2.環境共生住宅促進事業
 環境共生住宅推進事業には、@バリアフリー化による高齢者の日常生活に配慮した住宅、A主要な構造部分を強化し防腐・防湿措置を講じた耐久性の高い住宅、B断熱構造として冷暖房効果を高め、環境負荷の低減に配慮した住宅のいずれかに該当すれば、住宅金融公庫の基準金利の適用が可能になりました。



3.サスティナブルデザイン
 環境共生住宅は、建築業界の言葉ですが、循環型社会を維持するために、持続可能なデザインをすることを、多くの業界共通用語として『サスティナブルデザイン』と言い、それを実現した建物を『サスティナブル建築』と呼んでんでいます。




4.ビオトープ
 地球環境や省エネルギーとはちょっと異なる、面白い概念・活動があります。『ビオトープ』です。ビオトープは、生態系の中で植物や池(広くは海)等の環境の中で動物や昆虫がバランスよく生活している状況またはそれを取り戻そうという活動です。ビオトープの活動の中心は、自然保護団体、護岸や川の整備にかかわる土木関係団体、地域の有志の活動団体が主なものです。建築の世界では、外構や屋上緑化などでビオトープを実験的に行っているところがありますが、地球環境保全のありかたの一環として大変意義興味深いものだと思います。
本ページは、作成者が20年間の建築設計監理の業務を通じて得た情報と経験をもとに作成したものですが、不具合やご意見・ご要望がございましたら、お手数ですが下記までご連絡下さい。
  メール:こちらへ 
  電話 :045-948-3007